こんにちは、エムズ歯科クリニック 歯科医師の市川です。厳しい暑さが続く8月となりました。夏休みを利用してご家族でゆっくり過ごされている方も多いのではないでしょうか。
歯科医院では、「前歯が少しガタガタしてきた気がする」「いつも口が開いているのが気になる」「噛み合わせはこのままで大丈夫ですか?」といったご相談をいただくことがあります。お子さまの歯並びや噛み合わせは成長とともに変化するため、気になりながらも様子を見ている保護者の方も少なくありません。
特に、学校の歯科健診で歯並びについて指摘されたり、写真を見返したときに「以前と少し歯並びが変わったかも」と気付いたりしたことをきっかけに、ご相談につながることもあります。しかし、「まだ様子を見た方が良いのかな」「矯正を始めるには早いのかな」と迷われる方も多いようです。
実際には、お子さまの成長段階やお口の状態によって、経過観察が適している場合もあれば、早めに相談しておくことで将来の治療計画を立てやすくなる場合もあります。
今回は、子どもの歯並び・噛み合わせのチェックポイントと、小児矯正を検討するタイミングについてお話しします。
子どもの歯並びや噛み合わせは、見た目だけでなく、お口の機能にも関わることがあります。そのため、成長の過程で変化を見守りながら、気になる点があれば歯科医院へ相談することが大切です。
ご家庭では、次のような様子がないかチェックしてみましょう。
・前歯が大きく前に出ている
・下の歯が上の歯より前に出ている
・歯が重なって生えている
・お口がいつも開いている
・食事の際に噛みにくそうにしている
・左右どちらか一方ばかりで噛んでいる
このような様子が見られても、必ずしもすぐに治療が必要になるわけではありません。しかし、歯や顎の成長に関係している場合もあるため、一度お口の状態を確認しておくと安心です。
また、「小児矯正はいつから始めれば良いですか?」というご質問も多くいただきます。小児矯正を検討する時期は、お子さまのお口の状態によって異なりますが、一般的には前歯が永久歯へ生え変わり始める6~8歳頃に相談される方が多いです。
一方で、受け口が気になる場合や、永久歯が並ぶスペースが足りないように見える場合、口呼吸が続いている場合などは、早めに相談した方がよいケースもあります。早い段階で状態を確認することで、今後の成長を見守る目安にもなります。
なお、小児矯正は保険適用外の自由診療です。治療を始める時期や治療方法は、お子さま一人ひとりの成長やお口の状態によって異なります。
歯並びや噛み合わせは、お子さまの成長とともに少しずつ変化していきます。気になることがありましたら、一人で悩まずお気軽にご相談ください。エムズ歯科クリニックでは、お子さまの健やかな成長を支えるため、お口の健康づくりをお手伝いしてまいります。
エムズ歯科クリニック スタッフ