こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の大木です。
最近は一段と寒い日も多くなって来ました。
季節の変わり目で体調を崩さないように、
お身体に気をつけてお過ごしください。
さて今月は保険適用の白い被せ物、詰め物(補綴)についてお話ししたいと思います。
実は近年の法改正によって、一番奥の歯を除いてほとんどの歯でCAD/CAMを用いた白い被せ物、詰め物が保険適用可能になりました。
前歯から5番目の小臼歯及び6番目の大臼歯(条件付き)までは白い材料が保険適用となりクラウン(被せ物)、インレー(詰め物)の治療が可能となっています。
これらはハイブリッドセラミックと呼ばれる材料のブロックから削り出され製作されています。
セラミックの粒子が含まれていて従来の硬質レジンよりも高強度です。
しかしこちらもレジンと呼ばれる樹脂を主成分としている為、金属やセラミックに比べて強度面で劣り吸水性がある為、経年によって摩耗や色素沈着が起こってしまいます。
また症例や治療法によっては保険適用外となる場合もあります。
メリットデメリットを含めまずはお気軽にクリニックにお問い合わせください。