口呼吸の影響

担当: 管理栄養士 玉寄 | 2025.04.15

こんにちは、エムズ歯科クリニックの玉寄です。日中は暖かく過ごしやすい季節となりましたね。
今日は、口呼吸の影響についてお話しします。

口呼吸は、鼻ではなく口で呼吸をすることを指します。普段から口呼吸をしていると、さまざまな健康問題が引き起こされる可能性があります。まず、口呼吸は口腔内の乾燥を招きます。唾液は口腔内の細菌を抑制する役割を果たしているため、唾液が不足すると虫歯や歯周病のリスクが高まります。

また、口呼吸は口臭の原因にもなります。口が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、これが口臭の原因となります。さらに、口呼吸は歯並びにも影響を与えることがあります。特に、子供の頃から口呼吸をしていると、顎の発達に影響を及ぼし、歯並びが悪くなることがあります。

口呼吸は、睡眠の質にも影響を与えます。口で呼吸をすると、いびきをかきやすくなり、睡眠時無呼吸症候群のリスクも高まります。これにより、十分な睡眠が取れず、日中の疲労感や集中力の低下を招くことがあります。

では、口呼吸を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?まず、鼻呼吸を意識することが大切です。日常生活の中で、意識的に鼻で呼吸をするよう心がけましょう。また、鼻づまりが原因で口呼吸をしている場合は、鼻づまりを解消するための対策を講じることが必要です。例えば、鼻洗浄や加湿器の使用、アレルギー対策などが効果的です。

さらに、口呼吸を防ぐためのトレーニングもあります。例えば、口を閉じた状態で舌を上あごに押し付けるトレーニングや、口を閉じたまま鼻で深呼吸をするトレーニングなどがあります。これらのトレーニングを日常的に行うことで、鼻呼吸を習慣化することができます。

最後に、定期的に歯科医院でチェックを受けることも重要です。歯科医師は、口呼吸による影響を早期に発見し、適切な対策を講じることができます。特に、子供の頃から口呼吸をしている場合は、早期に対策を講じることで、将来的な健康リスクを減少させることができます。

以上が、口呼吸の影響とその対策についてのご紹介です。日々の生活の中で鼻呼吸を意識し、健康な口腔環境を保ちましょう。何かご質問がありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。

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