こんにちは。エムズ歯科クリニック綱島で歯科医師をしております、杉田です。
11月に入り、朝晩の冷え込みが少しずつ増してきましたね。紅葉も色づき始め、季節の移ろいを感じる今日この頃です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「保険適応内で可能な白い被せ物」についてご紹介いたします。
歯の治療で「銀歯」になるのが気になるという方は多くいらっしゃいます。特に前歯や笑ったときに見える部分は、できるだけ自然な白さを保ちたいというご希望をよく伺います。実は、保険診療の範囲内でも白い被せ物が選べるケースがあるのをご存じでしょうか?
現在、保険適応で使用できる白い被せ物には「CAD/CAM冠」というものがあります。これは、歯科用のコンピューターシステムを使って作製される白い樹脂製の被せ物で、見た目が自然で、金属アレルギーの心配も少ないという特徴があります。
保険でCAD/CAM冠が使える部位は、条件によって異なりますが、基本的には小臼歯(前から4番目と5番目の歯)や、条件を満たす場合には大臼歯(奥歯)にも適応されることがあります。また、前歯には保険適応の白い被せ物として「硬質レジン前装冠」が使われることもあります。
ただし、保険診療には一定の制限があり、すべてのケースで白い被せ物が選べるわけではありません。歯の状態や噛み合わせ、保険の適応条件などを総合的に判断する必要がありますので、気になる方はぜひ一度ご相談ください。
当院では、患者さまのご希望を丁寧に伺いながら、保険診療の範囲内でもできるだけ自然な見た目を目指した治療をご提案しています。白い被せ物にご興味のある方は、お気軽にスタッフまでお声がけくださいね。
これからますます寒くなってまいりますので、どうぞお身体に気をつけてお過ごしください。
奥にある銀歯、保険内でも白く治せる?
担当: 歯科医師 杉田 | 2025.11.28


