こんにちは。綱島 歯科医師の山口です。
今回は、歯科定期健診についてお話ししようと思います。
皆様は、定期健診は行っているでしょうか。
会社や学校などで、春頃に身体測定や健康診断、簡単な人間ドッグを行う方が多いと思います。
しかし、その健康診断に歯に関しての検査は行われているでしょうか。
歯科の疾患は、主にむし歯と歯周病です。まれに顎の骨に腫瘍や膿胞などが発現したりします。
これらの疾患は、初期の場合痛みを伴わないことが多く、知らぬ間に進行していきます。
痛みが出た時には、歯を削る量が増え神経の処置が必要になったり、歯周病の場合は抜歯になる可能性もあります。
医科の疾患もそうですが、歯科の場合も早期発見が歯を残すために非常に重要になります。
定期健診では、歯科医師での口腔内の確認を歯一本一本目で確認し、歯周病の進行がないか検査していきます。
また1年に一度ほどの頻度でレントゲン写真を撮影し、骨や歯に異常がないか確認します。
そこで異常が見つかれば治療を行い、治療が終了したらまた定期健診で、治療箇所の確認や新たにむし歯や歯周病に罹っていないか健診していきます。
当院では、歯周病の程度に応じて定期健診の頻度、時期をおすすめしております。
歯周病に罹っている方は、2~3か月に一度、歯周病がない方や治癒して安定している方には4~6か月に一度の定期健診をお願いしています。
皆様が安心して通っていただけるよう、スタッフ一同サポートしてまいります。