親知らずの抜歯について

担当: 歯科衛生士 依田 | 2025.06.14

こんにちは。

綱島で衛生士をしております。依田です。

気候も暖かくなり、夏が近づいてきましたね!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、早速ではありますが、今回は「親知らずの抜歯のメリット・デメリット」をお話ししていきます。

親知らずの抜歯には、メリットとデメリットの両方があります。抜くべきかどうかは、親知らずの生え方や口腔内の状態によって異なります。

メリット

1. 口腔衛生の向上

   – 親知らずは奥に位置しているため、歯磨きが難しく、虫歯や歯周病の原因になりやすいです。抜歯することで清掃しやすくなり、口腔内の健康を保ちやすくなります

2. 口臭の軽減

   – 親知らずの周囲に食べかすが溜まりやすく、細菌が繁殖しやすいため、口臭の原因になります。抜歯することで口臭の改善につながることがあります。

3. 歯並びへの悪影響を防ぐ

   – 親知らずが斜めに生えている場合、隣の歯を押して歯並びを乱すことがあります。抜歯することで歯並びの悪化を防ぐことができます

4. 炎症や痛みの予防

   – 親知らずが原因で歯茎が腫れたり、痛みが出ることがあります。特に「智歯周囲炎」と呼ばれる炎症が起こると、強い痛みを伴うため、抜歯することで予防できます。

デメリット

1. 抜歯後の痛みや腫れ

   – 抜歯後は一時的に痛みや腫れが生じることがあります。特に下の親知らずは骨に埋まっていることが多く、抜歯が難しいため、腫れが強く出ることがあります。

2. 神経や血管への影響

   – 下の親知らずの近くには重要な神経や血管が通っているため、抜歯時に損傷すると、術後に口唇の麻痺や大量出血のリスクがあります。

3. 治療の選択肢が減る

   – 親知らずは、将来的に歯の移植やブリッジの支台歯として利用できる場合があります。抜歯するとこれらの選択肢がなくなります

親知らずの抜歯は、口腔内の健康を守るために有効な場合が多いですが、抜くべきかどうかは歯科医師と相談しながら決めるのがベストです。

その他お口のことについてお悩みございましたらいつでもご相談下さい。

定期検診でもお待ちしております。

ACCESS / CONTACT

〒223-0053 神奈川県横浜市港北区綱島西2-5-1

045-900-8556

診療時間
9:00~13:00
14:30~18:00

休診日:祝日

当院についてAbout

地図・アクセス
スタッフ紹介
理念・治療方針