こんにちは、エムズ歯科クリニック歯科技工士の三坂です。
新年を迎え寒さが厳しい日が続きますがいかがお過ごしですか?
今回は、歯の健康診断についてお話させていただきます。
新聞やニュースなので「国民皆歯科検診」の話を聞いたり目にしたことがあると思います。
毎年の歯科検診を義務化する国民皆歯科検診の導入を検討することが「骨太の方針2022」に盛り込まれました。
皆さんは、歯医者さんで定期的に健診を受けていますか?
日本では、歯が痛くなってから歯医者さんに行く方がほとんどだと思います。
欧米では、歯科定期検診は慣習になっていて、歯が痛くなる前に行くところになっているみたいです。
では、なぜ歯科定期健診が必要なのか、
歯の病気は、初期症状ではほとんど自分自身では気づかないうちに少しずつ進行していて、自覚症状が出てきたときには悪化していて最悪の場合抜歯となってしまいます。
また、歯周病が進行すると全身の病気に関係することが分かってきました。
糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞、アルツハイマー病に影響することが報告されています。
健診では虫歯や以前治療した歯のチェック、歯肉の炎症や出血歯周ポケットの深さなどをチェックします。
問題がなければ、普段のブラッシングでは行えない部分のプラークや歯石などをクリーニングしていきます。
ご自身では、気付かない病気を発見し早期治療を行うことが出来ます。
定期検診に何度も通うと費用がかかってしまうと思うかもしれませんが、悪化してから治療を行うよりも費用の負担を抑えることが出来ます。
いつまでも、健康で美味しい物を食べられようにぜひ、歯科定期検診いらしてくださいね。
厳しい寒さが続きますがお体に気を付けてお過ごしください。