みなさんこんにちは、祐天寺で歯科医師をしております瀬田と申します。
春が過ぎて夏を感じるようになってきましたね。熱中症には気をつけていきましょう。
今月はマウスピース矯正についてワイヤー矯正と比較してみていきましょう。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較について、マウスピース矯正は透明なプラスチックのマウスピースを歯に装着し、歯を徐々に移動させます。ワイヤー矯正は金属製のブラケットを歯に取り付け、ワイヤーでつなぎ合わせます。マウスピース矯正は外すことができ、ワイヤー矯正は外すことができないのが特徴です。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の副作用について、マウスピース矯正ではマウスピースが密着しているため、口内トラブルが起こる場合があります。ワイヤー矯正ではブラケットやワイヤーによる刺激により口内炎や痛みが起こる場合があります。また、両方ともブラケットに食べ物が挟まりやすく、虫歯や歯周病の原因になることがあります。
効果について、マウスピース矯正は軽度から中等度の歯並びの問題に対応でき、矯正期間は1年半から2年程度かかります。ワイヤー矯正は軽度から重度の歯並びの問題に対応し、矯正期間は2年半から3年程度かかります。ただし、矯正に必要な期間は個人差があります。
適応症について、マウスピース矯正は軽度から中等度の歯並びの問題に対応し、歯を引っ張る力が少なく、矯正後の歯の移動が少ないため、歯を動かすことによる痛みが少ないという利点があります。一方、ワイヤー矯正は軽度から重度の歯並びの問題に対応し、矯正後の歯の位置が安定し、矯正期間中も強い力で歯を引っ張ることができるため、効果が高いとされています。
以上が、マウスピース矯正とワイヤー矯正の比較、副作用、効果、適応症についてのまとめです。
興味を持たれた方はお気軽に歯科医院までお越しくださいね。