正しい知識の必要性

担当: 歯科技工士 大山 | 2022.08.29

こんにちは。エムズ歯科クリニック、歯科技工士の大山です。

事故や病気、むし歯などで歯が欠けたり、無くなったりした場合、元の歯の働きを補うように作られた人工物を補綴物(ほてつぶつ)と言います。

その補綴物には様々な種類がありますが、その中でも今日はセラミックと呼ばれる補綴物について少しお話ししたいと思います。

 

一般的にセラミックと聞けば、お皿やコップなどの陶器、食器類を思い浮かべる方が多いと思います。

歯科におけるセラミックは、補綴物として使われ、原料は陶器などの原料に近く、その原料の配分や用途、製作方法などで更に複数の種類の補綴物に区分されています。

セラミックの基本的な良いところは、金属やレジンと呼ばれる樹脂と違い、汚れにくいところや歯の色調の再現の自由さ、身体への悪い影響が少ないことなどがあります。

逆に悪いところは、食器などと同じように衝撃に弱いところや必要な厚みがとれないと、色調再現はおろか簡単に折れてしまう脆さがあるところなどがあげられます。

 

セラミックは総称の為、実際は強度や歯の色彩再現度、使用できる歯の選択制限などにより細分化されています。

セラミックの中でもどの補綴物を使うのかなどは上記の良いところや悪いところの理解も含めた正しい知識と経験をもった歯科医師の判断が必要ですが、

実際に補綴物が必要になった時には、歯科医院での説明だけではなく、患者様ご自身でもいろいろ調べてみるのが一番良いかと思います。

 

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