歯並びが悪くなる理由について

担当: 院長 石渡 | 2023.04.16

こんにちは。

私、エムズ歯科クリニック祐天寺歯科医師の石渡と申します。

いよいよ春本番で過ごしやすくなってきましたね。新年度になり、環境も変わられた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

お口の中も、環境によって大きく変化する事が分かっています。今の季節でいえば、例えば花粉症です。

花粉症やアレルギー性鼻炎などで、鼻が詰まると口呼吸になります。口呼吸をしていると、口腔内が乾燥し、唾液の防御機構が正常に働かず、お口の中の免疫力が下がります。それにより虫歯や歯周病のリスクが上がってしまいます。

また幼少期ですと、口呼吸により歯並びも悪くなってしまいます。口が開いていると、唇の力が弱まり、舌の力によって歯が外側に動いてしまいます。いわゆる、出っ歯になってしまいます。

子供の歯並びが悪くなる原因として、他には不適切な食べ方・飲み方であったり、猫背や過度のスマホ使用などがあります。このように、普段の生活習慣も大きく関わってくる事が分かっています。

諸々の理由で悪くなってしまった歯並びを治すには、ただ適切な位置に歯を並べるだけでなく、そのような悪習慣・悪習癖を是正しなければなりません。なぜなら、根本的な原因を解決しないと、その後も歯並びが悪くなってしまうからです。

当院でも最近取り入れましたが、小児矯正方法の1つに「マイオブレイス」治療というものがあります。

これは歯並び、舌・唇の働きを改善する「マウスピース」と、悪習癖を改善するトレーニングである「アクティビティ」を行う方法です。

お子様も楽しんで取り組める治療法ですので、ご興味ありましたらお気軽に当院までお問い合わせください。

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