こんにちは。エムズ歯科クリニック技工部、歯科技工士の大山です。

今日は予防歯科について少しお話しできればと思います。

多くの方は歯科医院に行く理由として、会社や学校での歯科検診や歯が痛くなってはじめて「歯科医院(病院)に行こうかな」と思われる方が多いと思いますが、「予防歯科」は歯が痛くなってからではなく、痛くなる前、もしくは歯周病などの口の中の病気になる前に歯科医院に行って予防することをさしていて、そういった「むし歯や歯周病にならないために歯科医院に行く」というイメージが合っているのではないかと思います。

歯科検診が予防歯科ではないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯科検診は現状の口の中をむし歯がないか、歯茎に異常がないかなどをおおまかに検査してもらうことが目的です。

むし歯が見つかれば治療として、削って詰め物を入れたりなどをして改善してもらいます。

予防歯科はむし歯や歯周病になる前にフッ素を塗ってもらったり、ブラッシングの指導をしてもらって、口の中の病気からご自身の歯を守ることが主な目的となります。

歯の健康診断が歯科検診で、病気などから歯や口の中の健康を守ることが予防歯科と思っていただけたらイメージしやすいのではないかと思われます。

ご自身の口の中の健康のためにどうすればその健康を保てるのか、どういったケアをすればいいのか、歯科医院に行く理由はそれだけでも十分ありますので、歯が痛くなってからではなく、痛くなる前に一度歯科医院に行ってみることもいいのかもしれません。