国民病としての歯周病

担当: 歯科医師 瀬田 | 2021.12.06

こんにちは。祐天寺歯科医師の瀬田です。

紅葉の秋も終わり、寒くなってきました。今年の冬はラニーニャ現象により平年よりも気温が下がることが予想されているそうなので、寒い冬を乗り切るための準備を頑張っています。

 

今日は、歯周病についてご紹介します。

歯周病は国民の3人に2人以上が罹患しているともいわれている国民病です。その実態は複数の細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯茎が赤く腫れたり、血が出たりします。さらに進行していくと歯茎の周りの骨を溶かして歯がグラグラしてきてしまうこともあります。そのままほっておくと、自然に歯が抜けてしまうことさえあります。

歯科医院では定期的なメインテナンスにより歯周病が起こることを未然に防いだり、起こってしまった歯周病を治療して再び起こらないようにケアしていくことで患者様の口腔環境を管理していきます。メインテナンスは患者様によって異なりますが、おおよそ3-6か月の間隔で来院して頂き行います。

意外と思われるかもしれませんが、歯周病は糖尿病と特に密接な関係があることが最新の研究で明らかになってきています。糖尿病の患者様の血液検査データが歯周病の治療後に改善したといったような報告もあります。

 

最後になりますが、歯磨きの時に血が出たことがあったり朝起きた時に口がねばつくような感じがあった際にはお気軽にわれわれにご相談ください。いつでもお待ちしております。

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