皆さんこんにちはエムズ歯科クリニック歯科医師の牧田です。

2024年に入り新年皆さんは抱負など考えていますでしょうか。是非お口の健康管理にも気を使えるような年にしてください。

今回は歯周病予防についてお話しいたします。

歯周病は、歯と歯ぐきの周囲の組織に炎症が起きる病気であり、放置すると歯の支持組織が破壊され、最悪の場合は歯を失うことにもつながります。この歯周病という病気は、適切な予防とケアを行うことで、歯周病の進行を防ぐことができます。

歯周病予防の基本は、日々の歯磨きと歯間清掃です。歯垢（プラーク）は歯の表面に付着する細菌の塊で、歯周病の主な原因となります。朝晩の歯磨きを欠かさず行い、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に当て、ゆっくりと1本ずつ丁寧に磨きましょう。また、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯と歯の間の清掃を行うことも重要です。

また定期的な歯科検診も歯周病予防には重要です。歯周病は初期段階では痛みや腫れなどの症状が出にくいため、定期検診では歯科医師が早期の歯周病の兆候を発見し、適切な治療やケアを行うことができます。そして一度沈着した歯石の除去は日々のご自身のケアでは行えません。歯や歯ぐきの健康状態のチェックを受けることで、歯周病の進行を抑えることができます。

食事面でも、バランスの取れた食事を心掛けましょう。ビタミンCやカルシウム、食物繊維などの栄養素は歯ぐきの健康に役立ちます。また、タバコやアルコールの摂取は歯周病のリスクを高めるため、控えるか適度に摂取するようにしましょう。

歯周病は進行すると歯を失うリスクが高まり、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。定期的な歯科検診と適切な口腔ケア、禁煙などを心掛けて、歯周病の予防に取り組みましょう。

日々のケアを大切にして、美しい笑顔と健康な歯を保ちましょう。