こんにちは。エムズ歯科クリニック祐天寺の岡本です。
まだまだ暑さの厳しい日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、お子さまの歯磨きについて、保護者の方にぜひ知っていただきたいポイントをお伝えします。
✽乳歯はやがて永久歯に生え変わるからと、つい軽く考えてしまいがちですが、乳歯の健康はその後の歯並びや噛み合わせ、さらには全身の健康にも関わってきます。毎日の歯磨きは、その大切な土台作りのひとつです。
○歯磨きのタイミングと回数
基本的には、朝と夜の1日2回の歯磨きが目安です。特に夜の歯磨きはとても大切です。寝ている間は唾液の分泌が減り、むし歯菌が活発になりやすいため、寝る前の丁寧な歯磨きが予防につながります。
○仕上げ磨き
お子さまが自分で歯を磨けるようになっても、手先の器用さや磨き残しのリスクを考えると、小学校中学年くらいまでは保護者の方による仕上げ磨きをおすすめしています。特に奥歯や歯と歯の間は、磨き残しが多くなりがちです。
○歯ブラシの選び方
お子さまの年齢やお口の大きさに合った歯ブラシを選ぶことも大切です。ヘッドが小さく、毛先がやわらかいものが使いやすいでしょう。歯ブラシは1か月を目安に交換し、毛先が広がってきたら早めに取り替えてください。
○楽しく続ける工夫
歯磨きを嫌がるお子さまも少なくありません。お気に入りのキャラクターの歯ブラシを使ったり、歌を歌いながら磨いたり、タイマーを使ってゲーム感覚で取り組むのもおすすめです。保護者の方が笑顔で関わることで、歯磨きの時間が楽しい習慣になります。
お子さまの歯の健康は、毎日の積み重ねから育まれます。ご家庭でのケアと、定期的な歯科医院でのチェックを組み合わせて、健やかなお口の成長を一緒に見守っていきましょう。
何か気になることがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。


