皆さまこんにちは。

エムズ歯科クリニック祐天寺歯科助手の坂之上です。

11月に入り朝晩の冷え込みも増して、冬の足音が近づいてきましたね！温かいお鍋やスープが恋しくなる季節、ほっと一息つける時間がよりいっそう心地よく感じます。

寒暖差も大きい時期なので、体調を崩さないように気をつけながら、秋の終わりをゆっくり楽しみたいですね。

美味しい食事がおわってまず初めにすることと言えば歯みがきだと思いますが、皆さま歯みがきのときに「歯ぐきから血が出る」「なんとなく歯ぐきが腫れている」と感じたことはありませんか？その症状、もしかすると歯周病の始まりかもしれません。

そこで本日は、意外と身近な歯の病気、歯周病についてお伝えしたいと思います！

まず歯周病について簡単に説明します。

歯周病は、歯と歯ぐきの間にたまったプラーク（歯垢）の中の細菌が原因で起こる病気です。

最初は歯ぐきが赤く腫れる「歯肉炎」から始まり、進行すると歯を支える骨が溶けていく「歯周炎」へと悪化します。

進行しても痛みが少ないため、気づかないうちに進んでしまうのが怖いところです。

歯周病の主なサインとして、

・歯ぐきが赤く腫れている

・歯みがきや食事のときに出血する

・口臭が気になる

・歯が少しぐらぐらする

・歯と歯の間に隙間ができてきた

のようなものが挙げられます。

ひとつでも当てはまる方は、早めに受診することがおすすめです。

そんな歯周病を予防するために今日からできることをお伝えするので、ぜひ実践してみてください！

まず1つ目は、毎日のように歯みがきを丁寧にすることです。歯と歯ぐきの境目を意識しながら、小刻みに優しくみがきましょう。力を入れすぎると歯ぐきを傷めることがあります。

2つ目は、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことです。歯ブラシだけでは届かないすき間の汚れを落とすことで、予防効果が大きく高まります。

最後3つ目は、生活習慣の見直しです。喫煙やストレス、睡眠不足なども歯周病を悪化させる原因になります。バランスのとれた生活を心がけましょう。

歯周病は放置すると、最終的に歯を失ってしまうこともある病気です。しかし、早めのケアで進行を止めることができるので、放っておかないことが何より大切です。定期的なチェックと正しいホームケアで、健康な歯ぐきを守りましょう！

当院では、お口の状態に合わせたブラッシング指導や歯周病治療も行っています。

「少し気になるかも」と思ったら、どうぞお気軽にご相談ください！

皆さまのご来院をスタッフ一同お待ちしております。