歯がしみるときに考えたいこと 〜知覚過敏の原因と、自分でできるやさしい対策〜

担当: 歯科医師 佐藤 | 2026.04.22

こんにちは。エムズ歯科クリニック祐天寺の佐藤です。
冬の空気が少しずつ澄んできて、温かい飲み物がよりおいしく感じられる季節になりましたね。熱いコーヒーや冷たいデザートを楽しみたいところですが、「キーン」と歯が染みてしまい、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、そんな“歯が染みる”ときに関係していることが多い「知覚過敏」について、原因とご自身でできる対策をやさしくお話ししていきます。


● 知覚過敏ってどんな状態?

知覚過敏とは、冷たいものや熱いもの、甘いもの、歯ブラシの刺激などによって歯が一時的にしみる症状です。長く続く痛みではなく、刺激があるときだけ感じるのが特徴です。

歯の表面にはエナメル質という硬い層がありますが、その内側には象牙質という少し柔らかい層があります。何らかの理由で象牙質が露出すると、外からの刺激が伝わりやすくなり、しみやすくなります。


● 知覚過敏が起きやすくなる主な原因

1. 強すぎるブラッシング

力を入れてゴシゴシ磨くと、エナメル質が少しずつすり減ったり、歯ぐきが下がったりします。

2. 歯ぎしりや食いしばり

無意識に強い力がかかることで、歯の表面に細かい傷がつき、象牙質が露出しやすくなります。

3. 加齢による歯ぐきの変化

年齢とともに歯ぐきが下がりやすくなり、歯の根元が見えてくることがあります。

4. 酸が強い飲食物

炭酸飲料や柑橘類など、酸性の強いものを頻繁にとると、歯の表面が溶けやすくなることがあります。


● 今からできるやさしいセルフケア

やわらかめの歯ブラシを使う

力を入れすぎず、優しく小刻みに動かすことがポイントです。
「磨いている」というより「触れて掃く」ようなイメージで OK です☺︎

知覚過敏用の歯磨き粉を使う

市販で購入できるものでも、刺激を和らげる成分が含まれているタイプがあります。毎日続けることで少しずつ変化を感じる方もいます。

酸の強い飲食物をとるときは工夫を

だらだら飲み続けるより、時間を決めて楽しんだり、飲んだ後は水でゆすいだりすると歯への負担が少なくなります。

歯ぎしりが心配な方は生活習慣の見直しを

ストレッチやリラックスできる習慣を取り入れることで、食いしばりが減ることもあります。


● つらい時は無理せずご相談ください

知覚過敏は日常の中で少しずつ改善を図ることができますが、なかには虫歯や歯周病が原因で「しみる」こともあります。気になることがあれば、どうぞ無理せずご相談くださいね。

エムズ歯科クリニック祐天寺では、患者さまのお話を丁寧に伺いながら、その方に合ったケア方法を一緒に考えています。

冬の暖かい飲み物を、しみることなく楽しめる毎日になりますように☺︎

エムズ歯科クリニック祐天寺
佐藤

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