歯ぎしり・食いしばりが体に与える影響とマウスピース治療

担当: 歯科医師 宮城島 | 2026.09.01

暑い日が続くこの時期、疲れがたまっている方も多いのではないでしょうか。実は、無意識の「歯ぎしり・食いしばり」も、日々の疲れやストレスと関係することがあります。

歯ぎしりや食いしばりは、寝ている間や集中しているときなど、本人が気づかないうちに起こることがあります。強い力が歯に繰り返し加わることで、歯のすり減りや欠け、詰め物・被せ物への負担につながる場合があります。また、顎の筋肉に力がかかり続けることで、朝起きたときに顎が疲れている、口を開けにくいなどの症状を感じることもあります。「歯が痛くないから大丈夫」と思っていても、歯のすり減りや顎の疲れなどがある場合は、一度歯科医院で確認してみることをおすすめします。

歯ぎしり・食いしばりへの対策の一つが、マウスピース(ナイトガード)です。就寝時に装着することで、上下の歯が直接強く接触することを防ぎ、歯や詰め物・被せ物にかかる負担を軽減することが期待できます。使用する際は、歯の状態や噛み合わせ、顎の症状などを確認し、一人ひとりに合わせて適切なものを検討します。ただし、歯ぎしり・食いしばりの原因や程度には個人差があるため、すべての方に同じ方法が適しているわけではありません。気になる症状がある方は、まず歯科医院で相談してみましょう。

これを機会に、ご自身の噛みしめの習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

歯科医師 宮城島 大

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