こんにちは
エムズ歯科クリニック下落合歯科医師の井手です。
今年も残すところあとわずかとなりました。
今年一年皆さんどうでしたか?
異常な暑さが続いて、日常生活で必要な物の高騰が続きこの先日本は、我々の生活はどうなってしまうのか不安続きな一年でした。
これがすぐに改善するとも思えませんが、何とか日本の舵取りをしている頭の良い人達が私欲の為でなく日本を良くしてくれるように舵を切ってくれることを願うばかりです。
あとは自分達自身で対策して動くしかなさそうですね。
さて、来年は少しでも良い一年になってくれることを願いながら今年も一年お終いにしていくところですが、この時期といえばクリスマスですね。
プレゼントもワクワクしますが、ケーキなど美味しい甘い誘惑も数多く待ち受けています。
美味しくたくさん食べてもらいたいのですが、その後のケアが大事です!
虫歯菌は甘い糖分が好物です。これを取り込んで代謝物として酸を出します。これが歯の表面のエナメル質をどんどん溶かして虫歯を形成していきます。
初期の段階の虫歯であれば、フッ素を塗布することで溶かされた部分が再石灰化され固く修復されますが、それが追いつかない位進んでしまうとあとはその部分を削って治療するしかなくなってしまいます。
ですので、まずはこの初期の段階で進行を止められるように日頃のブラッシングによるセルフケアが大事になります。
歯ブラシを利用したケアにプラスして歯と歯の間の汚れを除去するためのデンタルフロスも使ってもらえると隙間からの虫歯予防に非常に効果的です。
歯ブラシでしっかり磨いていても、デンタルフロスを使用するとこのフロスに結構な量の汚れが付いてきます。それだけ歯ブラシだけでは隙間の汚れが除去できていないということになります。
また、歯と歯の根元が開いている場合は歯間ブラシも有効です。様々なサイズがあるので歯科医師や歯科衛生士に大きさの相談をしても良いかと思います。
美味しいものたくさん食べて今年最後楽しく過ごしてもらいながら、年明けて虫歯で痛い思いをしないようしっかりとセルフケアも忘れずにしていきましょう。