こんにちは、エムズ総合歯科クリニック東中野 歯科医師の沢﨑です。
皆様、夏休みはどちらか行かれましたか?
まだまだ暑いこんな季節はさっぱりしたものが欲しいですよね!
私は歯磨き粉もスースーするのが好きです。
さて今回は歯磨き粉についてお話します。
【歯磨き粉の選び方と効能】
歯磨き粉は、歯の表面を清潔にするだけでなく、虫歯や歯周病の予防、歯の白さや口臭の改善など、さまざまな効能があります。
しかし、歯磨き粉には種類が多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで、歯磨き粉の選び方のポイントを紹介します。
【歯磨き粉の種類と効能】
歯磨き粉には、主に以下のような種類があります。
- フッ素入り歯磨き粉:虫歯の予防に効果的です。フッ素は、歯の表面に薄い膜を作り、酸による溶解を防ぎます。また、歯の再石灰化を促進し、歯の強度を高めます。
- ホワイトニング歯磨き粉:歯の表面に付着した着色汚れを除去し、歯の白さを保ちます。研磨剤や漂白剤などの成分が含まれていますが、過度に使用すると歯のエナメル質を傷つける可能性があります。
- 抗菌・消炎歯磨き粉:歯周病の予防や改善に効果的です。歯周病は、歯垢や歯石に含まれる細菌により歯茎を炎症させる病気です。抗菌・消炎歯磨き粉は、細菌の増殖を抑え、歯茎の腫れや出血を改善します。
- 低刺激歯磨き粉:歯の知覚過敏に効果的です。歯の知覚過敏とは、歯の神経が露出したり、刺激に敏感になったりすることで、冷たいものや甘いものなどを食べたときに歯がしみる症状です。低刺激歯磨き粉は、歯の神経を鎮静化したり、歯の表面を保護したりする成分が含まれています。
【歯磨き粉の選び方のポイント 】
歯磨き粉を選ぶときは、自分の歯の状態や目的に合わせて、上記の種類から適切なものを選びましょう。
また、以下のようなポイントにも注意してください。
- 歯磨き粉は、少量で十分です。歯ブラシの毛先に一粒米粒程度の量をつけるのが目安です。歯磨き粉の量が多すぎると、歯ブラシの毛先が歯に当たらず、効果的に磨けません。
- 歯磨き粉は、自分に合った味や香りを選びましょう。歯磨き粉の味や香りが好きでないと、歯磨きが嫌になってしまいます。また、歯磨き後に口の中がさっぱりするようなものを選ぶと、口臭の予防にもなります。
- 歯磨き粉は、定期的に変えるのもおすすめです。同じ歯磨き粉を長く使っていると、効果が薄れたり、飽きたりすることがあります。また、歯の状態や季節によって、必要な効能が変わることもあります。歯磨き粉を変えることで、歯磨きの効果やモチベーションを高めることができます。
ご不明点があればお気軽にご相談くださいね。