あなたの親知らずは抜くべき・・・?

担当: 管理栄養士 上野 | 2025.07.14

こんにちは。

エムズ歯科クリニック訪問部の上野と申します。

 

新生活、新たな環境に慣れてきた方もいらっしゃるかと思います。❁
今年も上半期が終わろうとしていますね‥。

半年を振り返り、残りの半年間をどのように過ごしていきたいか、目標を見直す絶好のタイミングかと思います。

 

さて本日は「親知らず」についてお話しいたします。

 

「親知らず」(第三臼歯)は、一般的に10代後半から20代前半に生えてくることが多く、場合によって抜歯が必要になるケースがあります。

主に、抜歯が必要になるケースは以下の5点です。
①痛みや腫れを繰り返している:親知らずが原因で炎症を起こしやすい場合、抜歯が推奨されます。
②虫歯や歯周病になっている:親知らずは磨きにくく治療が難しいため、抜歯を選択されることが多いです。
③歯並びに悪影響を与えている:親知らずが斜めに生えていると、隣の歯を押して歯並びを乱す可能性があります。
④噛み合わせが悪い:親知らずが正しく噛み合っていない場合、頬の粘膜や歯茎を傷つけることがあります。
⑤親知らずの周囲が炎症を起こしやすい:智歯周囲炎を繰り返す場合、抜歯が推奨されます。

 

一方で、
①上下の親知らずが正常に生えていて噛み合っている。
②痛みや炎症がなく、清潔に保てている。
③神経に近く、抜歯のリスクが高い。
以上の3点に該当されている方では抜歯を選択されないことがあります。

 

親知らずを抜く際のメリットは、主に以下の5点が挙げられます。
①虫歯や歯周病のリスクを軽減:親知らずがなくなることで、口腔内の清掃がしやすくなる。
②口臭の予防:親知らず周辺の汚れが溜まりにくくなるため、口臭の原因を減らせる。
③歯並びの悪化を防ぐ:親知らずが隣の歯を押すことがなくなるため、歯並びの乱れを予防できる。
④顎関節症の症状を軽減:親知らずが原因で顎に負担がかかっている場合、抜歯で改善することがある。
⑤痛み・炎症の軽減:親知らずが歯肉に埋まっている場合や他の歯に圧力をかけている場合、抜歯によって症状を軽減することができます。

 

一方で、親知らずを抜く際のデメリットは以下の
①痛みと回復期間:抜歯した後は痛みが伴うことが多く、数日間回復期間が必要になることがあります。通常鎮痛剤で管理できます。
②手術のリスク:感染(抜歯後の傷口が細菌感染)、神経損傷(下顎の親知らずを抜く際、神経に近い場合に麻痺が生じる)、ドライソケット(抜歯後に血餅ができないと、強い痛みが続くことがある)のリスクがあります。

 

親知らずを抜いた方が良いのか否か、是非ご相談にいらしてください。

皆様のご来院を、心よりお待ちしております。

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