こんにちは。エムズ総合歯科クリニック東中野 管理栄養士の河野です。暑さの厳しい日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は夏バテと口腔内との関係についてお話ししたいと思います。
夏バテは体全体に影響を及ぼしますが、実は口腔環境にも大きく関係しています。
暑さによって食欲が落ち、冷たい麺や甘い飲み物など糖分の多いものに偏りがちになると、口の中の虫歯菌が活発になりやすくなります。また、水分不足により唾液の分泌量が減ることで、口内の自浄作用が低下し、口臭や歯周病リスクが高まることもあります。
さらに、夏バテによる免疫力の低下は、歯茎の腫れや口内炎の原因となることもあり、全身の健康状態が口腔に表れやすくなる季節です。冷たいものばかりで咀嚼の機会が減ると、顎の筋力低下や噛む力にも影響が出てくる可能性もあります。
夏を健康に過ごすためには、歯科的な視点からもバランスの取れた食事とこまめな水分補給が重要です。体調だけでなく、口の中のケアにも意識を向けて、快適な夏を過ごしましょう!