こんにちは。エムズ歯科クリニック港南台
助手の打矢です。
秋も深まり、朝晩の冷え込みが少しずつ増してきましたね。温かい食べ物が恋しくなる季節です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、「噛む力」と「栄養吸収」の関係についてお話ししたいと思います。
私たちが食べ物を口にするとき、まず行うのが「噛む」という動作です。噛むことで食べ物が細かくなり、唾液と混ざり合って飲み込みやすくなります。この過程は、消化の第一歩とも言えます。
しっかり噛むことには、いくつかの良いことがあります。まず、食べ物が細かくなることで、胃や腸での消化がスムーズになります。消化がスムーズになると、栄養素が体に吸収されやすくなり、効率よくエネルギーや必要な成分を取り入れることができます。
また、噛むことで唾液がたくさん分泌されます。唾液には消化酵素が含まれており、特に炭水化物の分解を助けてくれます。さらに、唾液はお口の中を清潔に保つ働きもあり、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
噛む力が弱くなると、食べ物を十分に細かくできず、消化器官に負担がかかることがあります。その結果、栄養の吸収がうまくいかず、体調を崩しやすくなることもあるかもしれません。
噛む力を保つためには、日頃からお口の健康を意識することが大切です。歯の定期的なチェックや、口腔体操などもおすすめです。そして、食事の際には、ゆっくりよく噛むことを心がけてみてください。
「最近噛みにくい」「食事が楽しめなくなってきた」と感じることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。私たちスタッフ一同、皆さまの健やかな毎日を応援しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これから寒さが増してまいりますので、どうぞ温かくしてお過ごしください。


