こんにちは。
エムズ歯科クリニック管理栄養士の江村です。
暦の上では春を迎えましたが、まだ冷たい風が続く2月ですね。温かい料理が恋しくなり、食卓の雰囲気も冬ならではのものになる季節です。今回は「冬の食事と歯の健康」についてお話しします。
冬は寒さの影響で唾液の分泌が少なくなりやすい時期です。唾液はお口の中を潤し、食べかすを洗い流す大切な役割があります。そのため、乾燥しやすい冬は、歯や歯ぐきがデリケートになりやすい傾向があります。水分補給を意識することや、汁物や鍋料理など、自然と水分が摂れる食事を取り入れることが、お口の中の環境を整える助けになります。
冬の定番料理には、歯の健康にうれしい要素もたくさん含まれています。例えば、根菜類やきのこ、海藻は噛みごたえがあり、よく噛むことで唾液が出やすくなります。噛む回数が増えることは、歯を使う良い習慣につながります。また、魚や肉、大豆製品に含まれるたんぱく質は、歯や歯ぐきを支えるために欠かせない栄養素です。鍋や煮込み料理にすると、体も温まり、無理なく摂取できます。
一方で、寒い時期は甘い飲み物や間食が増えやすくなる方も多いかもしれません。甘いものを楽しむ際は、時間を決めてゆっくり味わい、その後にお茶や水を飲むなど、口の中をさっぱりさせる工夫がおすすめです。毎日の小さな意識が、歯をいたわる行動につながります。
冬の食事は、体を温めるだけでなく、歯の健康を支える力も持っています。季節の食材を楽しみながら、噛むことや栄養のバランスを大切にしてみてください。エムズ歯科クリニックでは、これからも皆さまの健やかな毎日を、食とお口の両面から応援してまいります。寒さが続きますので、どうぞ暖かくしてお過ごしください。