その「キーン」は歯からのサイン?

担当: 歯科衛生士 関澤 | 2026.04.26

その「キーン」は歯からのサイン?知覚過敏の意外な原因とセルフケア

春のやわらかな日差しを感じる季節になりました。4月は新生活が始まる方も多く、環境の変化とともに生活リズムが変わる時期でもあります。そんな忙しい毎日の中で、ふと冷たい飲み物を口にした瞬間に歯が「キーン」としみた経験はありませんか?それは「知覚過敏」と呼ばれる症状の可能性があります。

歯は、外側を硬いエナメル質が守っています。しかし、歯ぐきが下がったり、歯の表面が少しずつすり減ったりすると、その内側にある象牙質という部分が露出しやすくなります。象牙質には細い管のような構造があり、そこに冷たい刺激などが伝わることで、あの独特の「キーン」とした痛みを感じることがあります。

興味深いのは、この症状が「歯を大切にしている人ほど起こりやすいこともある」という点です。例えば、丁寧に歯みがきをしているつもりでも、力が強すぎると歯の表面を少しずつすり減らしてしまうことがあります。また、健康意識が高い方ほど、柑橘類やお酢、炭酸水など酸性の飲食物を日常的に摂ることがありますが、これも歯の表面をやわらかくする要因になります。

ここで少し面白い豆知識があります。歯は骨のように思われがちですが、実は骨とは違い、一度削れると自然に元の形に戻ることはほとんどありません。だからこそ、毎日のケアの仕方がとても大切になります。

自分でできる対策としては、歯ブラシを鉛筆を持つように軽く持ち、力を入れすぎないことがポイントです。また、知覚過敏用の歯みがき粉を使用することで、刺激を感じにくくなる場合もあります。酸っぱいものや炭酸を飲んだ後は、すぐに歯を強く磨くのではなく、少し時間を置いてからケアするのもおすすめです。

歯がしみる症状は、体からの「少し休ませてください」というサインかもしれません。新しい季節の始まりに、毎日頑張ってくれている歯にも少しやさしいケアを意識してみてはいかがでしょうか。気になる症状が続く場合は、歯科医院で相談してみてください。

エムズ歯科クリニック磯子 関澤

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