こんにちは。エムズ総合歯科クリニック東中野 管理栄養士の江村です。
10月に入り、朝晩に少しずつ秋の深まりを感じるようになりました。夏の疲れが出やすい時期でもありますので、食事を楽しみながら、体とお口の調子も整えていきたいですね。
秋になると、梨やぶどう、さつまいも、栗など、おいしいものが増えてきます。実は「何を食べるか」だけでなく、「どのように食べるか」も歯やお口と深く関係しています。
たとえば、よく噛むこと。食べ物を噛むと唾液が出やすくなります。唾液には、お口の中を洗い流したり、酸を中和したりする働きがあります。つまり、食事中の「よく噛む」という何気ない行動も、お口の環境を保つうえで大切なのです。
ここで、ちょっと意外な豆知識をご紹介します。歯は食事をしているとき、いつも同じ状態ではありません。むし歯の原因となる酸によって歯の表面からミネラルが溶け出す「脱灰」と、唾液などの働きによって元の状態へ戻ろうとする「再石灰化」が、お口の中では日々繰り返されています。飲食の回数が多くなると、このバランスにも影響します。
また、秋の味覚には、魚、きのこ、野菜、果物など、さまざまな食品があります。特定の食品だけに頼るのではなく、いろいろな食材を組み合わせて、バランスよく食べることを意識してみましょう。食べる力とお口の健康は、毎日の食事を楽しむことにもつながります。
季節の変わり目は、生活リズムも変化しやすい時期です。
おいしい秋の味覚を楽しみながら、よく噛んで食べること、食後の歯みがきを忘れないことなど、無理なく続けられる習慣を大切にしていきましょう。
食事や噛み方について気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。