こんにちは、祐天寺の歯科医師瀬田です。

夏が始まってきましたね。今年こそは海や山や川などで思う存分レジャーをしたいです。熱中症にだけは気をつけて水分補給はこまめにしていきましょう。

今回は、歯科の定期検診にて行う歯のクリーニングについてです。治療がひと段落したところで、「次回から定期検診とクリーニングで３ヶ月おきにきてください。」と歯科医師から言われたことはないでしょうか。定期検診とクリーニングと言われても何をするかわからない人もいると思いますので、定期検診の際に行う内容と価値についてご紹介いたします。歯科の定期検診は歯磨きがとっても上手な人で６ヶ月おきに、普通は３ヶ月おきに行う方が多いです。初めに歯科医師で口腔内チェックし新しく虫歯になっているところはないか、歯周病が進行していないか、治療箇所の不具合がないか、口腔粘膜の悪性新生物がないかなどを確認します。入れ歯を装着している方では入れ歯のクリーニングもします。口腔内に問題がなければ、歯科衛生士でクリーニングをしていきます。専用の器具を使った歯石除去と着色除去、そしてフロスを使い歯と歯の間の汚れをかき出していきます。最後に虫歯予防の高濃度フッ素を塗布して終了です。

80歳で定期検診に通っている場合の歯の残存率は平均15.８本、通っていない人では平均6.8本と言われています。３ヶ月に一度通院するのは面倒と思うこともあるかもしれませんが先行投資と思い通院してくださいね。私たちは、いつでもお待ちしております。