こんにちは。

季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ではありますが、元気でお過ごしでしょうか。

では、歯の話をしていきますと、皆さんは歯が無くなってしまった時どういう治療方法があるかご存じでしょうか。

現在歯が無くなったときに行える主な治療は３つしかありません。(他にもいくつかありますがメインのもののみ挙げています)

入れ歯かブリッジという治療かインプラントになります。

今回はその中でもインプラントにフォーカスを当ててお話していきたいと思います。

皆さんはインプラントというとどの様なイメージを持っているでしょうか。

値段が高い、手術が必要、期間がかかるなどマイナスのイメージを持っている方も少なくないのではないでしょうか。

たしかに私も歯の勉強をして歯科医師になっていなければ同じ様なイメージを持って、いざ選択を迫られる様なことがあってもインプラントは選ばなかったと思います。

しかし、インプラントには値段や時間をかけるだけの価値があるのです。

まず、そのメリットの一つ目としては他の歯を傷つけないことが挙げられます。

インプラント以外の治療法は無くなった部分を補うためにどうしても他の歯の負担を必要としてしまいます。すると、今度は負担を担っている歯がだんだん弱ってきてしまいまた同じように抜かないといけなくなるリスクが上がってしまします。なので、治療した直後は噛めるようになっていい気がするのですが、長い目で見ると他の歯が無くなってしまうリスクを上げている治療になるのです。他の歯がダメになるとまたその部分を補うために治療して、、と段々歯が無くなってしまいます。対してインプラントは他の歯の負担を全く必要としません。この点がまず大きなメリットとなっているのです。

二つ目としては噛む力の再現率が高いことです。ご自身の元々の歯の噛む力を100とするとブリッジでは60ほど入れ歯では10ほどしか回復できないと言われています。しかし、インプラントにすると90まで噛む力を戻せるので他の治療法よりしっかり噛めるようにできるのです。

ここまでメリットを主にお話ししましたが、必ずしもインプラントが全ての方にとって期間や状態などを考えたときにベストというわけではありません。ただ、機能面や審美面において単純な比較をしたときにインプラントがベストであるのは間違いありません。少しでも選択肢に悩むようならぜひ一度ご自身に合う治療法がどれなのか歯医者さんで聞いてみて下さい。

では、これから寒さも増してきますが皆様元気にお過ごし下さい。