フロス使ってますか……?

担当: 歯科医師 柳田 | 2024.03.20

こんにちは。

 

エムズ歯科クリニック弘明寺 歯科医師の柳田です。

 

暖かい日も多くなり、過ごしやすい季節になってきましたね!皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今回はデンタルフロスについてお話したいと思います。

 

普段、歯磨きをするときに歯ブラシ以外の器具をお使いの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

 

フロスは、歯ブラシでは届かない歯間の汚れや歯垢を除去し、さまざまな口腔内の問題を防ぎます。

 

1.歯垢の除去

フロスは、歯ブラシでは届かない歯間の狭い隙間に入り込み、歯垢を効果的に除去します。歯垢は細菌の塊で、歯の表面に付着して歯の脱灰や虫歯を引き起こします。

 

2.歯肉炎と歯周病の予防

歯垢が歯と歯茎の境界に蓄積すると、歯肉炎を引き起こす可能性があります。これは歯茎の炎症で、出血、赤み、腫れを伴います。フロスを使用することで、歯間の歯垢を取り除き、歯肉炎や歯周病(歯茎の重度の感染症)の発症リスクを軽減できます。

 

3.口臭の軽減

歯垢は口臭の原因となる細菌を含んでいます。フロスは、これらの細菌を除去することで、口臭を軽減し、息を爽やかに保つのに役立ちます。

 

4.歯の変色の防止

歯垢が歯の表面に残ると、変色や着色を引き起こす場合があります。フロスは、歯垢を除去することで、歯の自然な白さを保ちます

 

5.歯の寿命の延長

定期的にフロスを使用することは、虫歯や歯周病のリスクを減らし、歯の寿命を延ばすのに役立ちます。健康な歯は、適切なケアがあれば一生涯持ちます。

 

次にフロスの使い方を紹介します。

1. 約45cmのフロスを切ります。

2. 両手の親指と人差し指にフロスを巻き付けます。

3. 歯間にフロスを挿入し、歯の表面に沿って上下に動かします。

4. 歯垢や食べ物の残骸を取り除くまで、各歯間にフロスを通します。

5. フロスをすべての歯間に使用します。

 

歯の健康を維持するために、1日に1回はフロスを使用することをお勧めします。また、歯間ブラシなどの他の補助的清掃器具も、歯間の清掃に役立てることができます。

是非、フロスを使用して健康な口腔内を目指しましょう!

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