こんにちは。
エムズ歯科クリニック弘明寺、歯科医師の柳田です。
食欲の秋、私は毎年この時期になると芋、栗、南瓜などのスイーツにハマってしまいます!
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて今回は歯周病についてお話したいと思います。
いきなりですが、抜歯しなければならない原因第一位は何だかご存知でしょうか?
虫歯、歯周病、破折(歯が割れてしまうこと)などさまざまな原因がありますが……
第一位は“歯周病“で約40%と言われています。
(因みに第二位:虫歯、第三位:破折です。)
歯周病とは簡単に言うと、歯を支える歯ぐき(歯肉)や骨(歯槽骨)が壊されていく病気です。
進行するとこれらの組織の破壊により、歯が抜け落ちてしまいます。
日本人の40歳以上の約8割がこの病気にかかっていると言われており、生活習慣病のひとつとなっています。
ではなぜ歯周病になってしまうのでしょうか?
主な原因はプラークです。プラークとは細菌の塊のことです。厄介なことにこのプラークは歯周病、虫歯、両方の原因になります。
また、歯周病にかかりやすい因子というのが大きく分けると3つあり、
●微生物因子
・プラーク中の歯周病の原因微生物
●環境因子
・喫煙
・ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)の深さ
・お口の清掃不良
・ストレス
●宿主因子
・年齢
・歯並び
・糖尿病
などが挙げられます。
歯周病の予防、また重症化防止のためには毎日の歯磨きでプラークを取り除き、さらに歯医者さんでの定期検診が重要です。
歯医者さんで正しい歯磨きの仕方を学び、定期検診での早期発見・早期治療をすることでご自身の歯を守ることができます。
詳しい治療法やご自身の状態について気になる方は、是非一度ご来院ください!