こんにちは。エムズ歯科技工士の佐藤です。
暦の上ではもう立夏を迎え、少しずつ暑い日も続くようになり、春を惜しまれるこの頃皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は歯磨き材の選び方についてお話ししようと思います。
みなさんは毎日歯磨きをしていますか?
では、どのような歯磨き粉を使用していますか?
最近では、様々な種類の歯磨き粉が販売されているため、どのような歯磨き粉を選べばよいかわからなくなってしまう方もいるのではないでしょうか?
歯磨き粉にはどのような種類があり、どのような成分が含まれていて、どのような効果があるかを簡単にご紹介していきたいと思います。
歯磨き粉の種類について
チューブに入ったペースト状のものがほとんどだと思います。
虫歯予防や知覚過敏用、ホワイトニング効果のあるもの、タバコやコーヒーなどによるステインを取る物など様々な種類があります。
ペースト状の物が一般的ですが、液体状の歯磨き材もあります。
歯磨き粉の成分について
歯についた汚れを落とす作用のある研磨剤、歯磨き粉を泡立て口内全体に行きわたらせる発泡剤、歯磨き粉を潤った状態にする湿潤剤、
歯磨き粉の粉成分と液体成分をなじませる粘結剤、歯磨き粉の劣化や変性を防ぐ保存剤などがあります。
基本となる成分の研磨剤、発泡剤は少なく配合されている物がベストです。
研磨剤が多いと歯を傷つけたり削ってしまう原因となり、また発泡剤が多いと泡立ちがよく、しっかり磨けていなくても磨いた感覚や気分になってしまうためです。
フッ化物(フッ素)が配合されている歯磨き粉は虫歯予防の効果が認められているので、虫歯になりやすい方におすすめです。
また、知覚過敏や歯周病に対して効果的な歯磨き粉を選ぶ際は、歯科医師に相談してみることをおすすめします。
歯磨き材には様々な効果がありますが、歯ブラシによるブラッシングも非常に重要となります。
ブラッシングの仕方に自信のない方は、当院でブラッシング指導を受けてみてください。
ご予約をお待ちしております。