こんにちは。エムズ歯科クリニック弘明寺 千原ひかりです。
今回はタイトルの通り、歯周病について、お話させていただきます。
皆様、「歯周病」という言葉は、歯磨き粉や歯ブラシのコマーシャルなどで聞き覚えがあるかもしれません。
しかし、実際にはどんな病気か詳しくはご存じない方も多いのではないでしょうか?
歯周病とは、その名の通り、「歯の周りの病気」です。
さて、歯の周りには何があるでしょうか?
まずは、歯茎です。さらにこの歯茎の奥には、歯を支える歯槽骨という骨があります。
歯周病とは、簡単に言えば、この歯茎と歯槽骨の状態が悪くなり、歯が支えを失い、ぐらぐらになって抜けてしまう病気です。
歯周病は症状が出にくく、気づけば、かなりシビアな状態になってしまっているということが少なからずあります。
(実は虫歯もです。虫歯も痛みが出ず、進行することが多くあります。)
そのため、定期的に歯医者さんに行って、歯周病も虫歯もひどくなってしまう前に治療をする必要があります。
永久歯は、6歳の時に生え始め、それから一生使っていかなければいけません。
何十年という間を、毎日同じ歯を使って食事をするわけですから、やはり壊れてしまうときは壊れてしまいます。
その壊れるまでの期間を少しでも伸ばし、少しでも自分の歯で食事ができるようにするために必要なのが、
歯医者さんでの定期健診です。
歯周病も虫歯も早期発見、早期治療をすることで、歯を失うリスクが下げられます。
それは、歯の治療に使う時間や費用を抑えることにもつながります。
是非、定期健診にお気軽にお越しください。