こんにちは。
東中野総合クリニックにて歯科助手兼管理栄養士をしております高橋です。
4月に入り、春の日差しを感じる季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は鉄分が意外なところに力をもっていると知ったので、鉄分についてお話させていただければと思います。
鉄分といえば、からだの中に約3gあり、そのうち約65%は血液中の構成成分で、酸素をからだ中に運ぶという大事な役割を果たしています。
肝臓などにも鉄分は貯蔵されていて、赤血球の鉄分が足りなくなると肝臓などにある鉄分から補充されています。
鉄分は日本人が足りていないといわれている栄養素の1つで、1日に6~7gとる必要があるといわれています。
鉄分が不足してしまうと、歯ぎしりが起きてしまうという情報を得て最近びっくりしたので、
歯ぎしり予防にも、鉄分は実際に何の食材に含まれているのか、そしてより効率的な摂り方をお伝えします。
食材では煮干し、豚レバー、あさり、ほたて、ビーフジャーキーなどがあります。
また、ほうれん草や小松菜、枝豆、水菜はタンパク質やビタミンCと一緒に食べると鉄分の吸収率があがります。
鉄分の吸収率をさげるといわれている、コーヒーや紅茶、緑茶、ウーロン茶等に含まれる「タンニン」やお菓子などに含まれている「リン酸」は控えるようにしましょう。
鉄分をとり、歯ぎしり予防ができたらいいですよね。
暖かくなってきたので、また定期健診でお待ちしております。