こんにちは。
エムズ歯科クリニック予防口腔ケア院長の杉本です。
5月もゴールデンウィークが終わり、徐々に気温が上がってきており、
夏もすぐそこまできております。

今回は歯周病と歯並びの関係に関してお話します。
歯周病を悪化させる原因は大きく分けて２種類あります。

１つ目は、お口の中のクリーニング不足です。

これは歯石や歯垢を中心とした歯周病原生菌が停滞することで、歯周組織に炎症が起きて、歯槽骨の吸収がおきます。

歯並びが悪いと重なり合った歯の間や倒れている歯の周りは歯磨きがおこないにくく歯周病を増悪させる原因となります。

２つ目は、力のコントロール不足によるものです。

これは、過度の咬合力が歯ぎしりや食いしばりなどにより、歯にかかり歯周組織が崩壊してしまうことがあります。

歯並びが悪いと過度の歯ぎしりや食いしばりを誘発してしまうことや傾いている歯には過度の力がかかりやすく歯周病を増悪させる原因となります。

以上のように歯周病にならないためには、歯石除去などクリーニングと力のコントロールが非常に重要ですが、どちらも歯並びを改善することで管理をしやすいお口の環境を整えることができますので気になる方はぜひご検討ください。

ケースにもよりますが、ワイヤーを使わずに目立たないマウスピースを使用したインビザラインによる矯正をおこなうこともできます。

お口の中のことで何かお困りの際は検診にぜひいらしてください。

スタッフ一同お待ちしております。