こんにちは。
エムズ総合歯科クリニック東中野 院長の粕谷です。
だんだんと季節も夏を感じるようになってきましたね。
室内と室外で温度差が激しい季節なので、くれぐれも風邪には気をつけましょう。
さて、今回は「その親知らず、大丈夫?」をテーマに話したいと思います。
親知らずは、第三大臼歯とも呼ばれ、通常は17歳から25歳の間に生えてきます。
しかし、親知らずが正しく生えてこない場合や、スペースが不足している場合には、抜歯が必要になることがあります。では、どのような場合に親知らずの抜歯が必要なのでしょうか。
まず、親知らずが部分的にしか生えてこない場合があります。
このような状態を「半埋伏」と呼びますが、歯茎の一部が親知らずを覆っているため、食べ物や細菌が溜まりやすくなります。
その結果、炎症や感染を引き起こし、痛みや腫れを伴うことがあります。このような場合、抜歯が推奨されます。
次に、親知らずが斜めや横向きに生えてくることがあります。
このような状態を「埋伏歯」と呼びますが、隣の歯に圧力をかけることで、歯並びが乱れる原因となります。また、隣の歯との間に食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
このような場合も、抜歯が必要です。
さらに、親知らずが完全に生えてきた場合でも、正しい位置にない場合は抜歯が必要になることがあります。
例えば、親知らずが噛み合わせに影響を与える場合や、歯磨きが難しくなる場合です。
親知らずが原因で口腔内の健康が損なわれることを防ぐために、抜歯が推奨されることがあります。
親知らずの抜歯は、一般的な歯科治療の一つですが、手術後のケアも重要です。
抜歯後は、出血や腫れが生じることがありますが、通常は数日で治まります。
また、痛みが続く場合は、歯科医師に相談することをおすすめします。
エムズ総合歯科クリニックでは、患者様一人ひとりに合わせた治療計画を立て、丁寧にサポートいたします。
親知らずの抜歯に関するご質問やご相談がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
スタッフ一同お待ちしております。