こんにちは。
歯科衛生士の棚町です。
寒くなってきましたが、体調崩されていませんか。暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、本日は保険の白い詰め物、CAD/CAM冠についてお話しします。
CAD/CAM冠とは、コンピュータ支援設計・コンピュータ支援製造(CAD/CAM: Computer-Aided Design/Computer-Aided Manufacturing)技術を使用して製作される歯科冠です。
この技術の導入により、歯科治療における冠の製作が高速化し、高精度になりました。
CAD/CAM冠が作られる手順は以下のとおりです。
1.スキャン:患者の口腔内をスキャンするか、模型をスキャンして、歯や隣接する歯の3Dデータを取得します。
2.設計:取得したデータを基に、コンピュータ上で冠のデザインを行います。
3.製造:設計された冠を専用の機械を使用して、ブロックを削り出して作成します。
このCAD/CAM冠のメリットとして、
金属を使わないので金属アレルギーの心配がないことや、
自費診療の詰め物に比べて費用が安く抑えられることが挙げられます。
一方で、CAD/CAM冠も完璧ではなく、
天然の歯や自費診療のセラミックスのはに比べ強度や審美面が劣ります。
時間の経過で着色や変色が見られることも多いです。
詰め物や被せ物を作成する際には、様々な種類の特徴や値段を知ってから選択することをお勧めします。
当院の料金表はこちらからご覧ください。https://ms-dental.com/price/
また、先に保険の白い詰め物とご紹介しましたが、保険適用となるにはいくつか条件があります。
ご自身の治療したい歯が適応となるかどうか、是非検診で聞いてみてくださいね。
皆様のご来院をお待ちしています。