こんにちは。
エムズ総合歯科クリニック東中野所属に所属している歯科医師の佐橋です。
ようやく春の兆しですね。
私は花粉症が辛く病院でいただいた薬でなんとかしのいでいます。
花粉シーズンが終わり心地よい時期に早くなってほしいと思っています。
さて、今回は歯並びに関してです。
歯並びは見た目はもちろん、歯の寿命にも大きく関わってくることだと知っていますか?
まずは、歯が重なるようになっている叢生、よく八重歯と言われる状態も叢生の一つです。
この状態だと、歯磨きで上手に磨けない場所が出てきてしまうので
虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。
発見が遅れると歯が抜けるか、歯を抜かなければ痛みを止めれない状態になってしまいます。
また、これ以外にも歯並びは歯の寿命に関わってきます。
それは叢生ではなく、奥歯だけで噛んでいて前歯が全く噛んでいない状態である
「オープンバイト」という歯並びは、本来前歯でも噛む力(咬合力)を負担し全体の歯に正しく力がかかるのに対して、
奥歯だけに強い咬合力がかかるため、奥歯から寿命が短くなっていきます。
これは、8020運動と言って、
80歳までに20本歯を残しましょうキャンペーンがあるのですが、
8020運動に関するデータにてオープンバイトの方が80歳になった時、
20本以上歯が残った方がいなかったという結果があるほどに大きな問題になります。
以上から叢生やオープンバイトはできるだけ早く治療することをおすすめいたします。
今回は以上です。
他にもお困りのことがあればいつでもご相談くださいね。
※矯正治療は保険適用外です。費用はこちら⇩