こんにちは、エムズ歯科クリニックのスタッフブログへようこそ。
東中野総合院一般歯科担当の浦野です。
春めいてきたこの頃ですが、いかがお過ごしですか?
今日は、歯周病の初期症状についてお話しします。
歯周病は、歯茎や歯を支える骨に影響を与える病気で、早期発見と治療が重要です。
しかし、歯周病の進行自体には痛みが伴わないため、気づかないうちに進行してしまうことが多いです。痛みが出た時には、かなり進行しているサインですので、注意が必要です。
歯周病の初期症状
歯周病の初期症状として、以下のようなものがあります。
1.歯茎の腫れや赤み
健康な歯茎はピンク色で引き締まっていますが、歯周病の初期段階では歯茎が赤く腫れることがあります。これは、歯茎に炎症が起きているサインです。
2.歯茎からの出血
歯磨きやフロスを使った際に、歯茎から出血することがあります。これは、歯茎が炎症を起こしているためです。出血が頻繁に起こる場合は、歯周病の可能性が高いです。
3.口臭の悪化
歯周病の初期段階では、口臭が悪化することがあります。これは、歯茎の炎症や細菌の増殖が原因です。口臭が気になる場合は、歯科医に相談することをおすすめします。
4.歯茎の後退
歯茎が後退し、歯が長く見えるようになることがあります。これは、歯周病が進行しているサインです。歯茎の後退が見られる場合は、早めに歯科医に相談しましょう。
痛みが出たら要注意
歯周病の進行自体には痛みが伴わないため、初期段階では気づきにくいです。しかし、痛みが出た場合は、かなり進行しているサインです。
例えば、歯茎が痛む、歯がぐらつく、噛むと痛みを感じるなどの症状が現れた場合は、すぐに歯科医に相談してください。痛みが出る頃には、歯を支える骨がかなり破壊されている可能性があります。
予防と対策
歯周病を予防するためには、日々の口腔ケアが重要です。以下のポイントを心がけましょう。
•正しい歯磨き
歯磨きは、歯茎と歯の境目を丁寧に磨くことが大切です。歯ブラシは柔らかめのものを選び、優しく磨きましょう。
•フロスや歯間ブラシの使用
歯と歯の間の汚れを取り除くために、フロスや歯間ブラシを使いましょう。これにより、歯周病の原因となるプラークを効果的に除去できます。
•定期的な歯科検診
定期的に歯科検診を受けることで、歯周病の早期発見と治療が可能になります。少なくとも半年に一度は歯科医に相談しましょう。
歯周病は、早期発見と適切なケアで予防・治療が可能です。
痛みが出る前に、初期症状に気づき、早めに対策を講じることが大切です。
エムズ歯科クリニックでは、皆様の健康な口腔環境をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。