初めまして。
エムズ総合歯科クリニック東中野院に勤務しております歯科医師の沢﨑と申します。
夏も本番を迎え、暑さも厳しくなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
こんなに暑いと、アイスクリームやかき氷など、冷たくて甘いものを欲してきますが、
頭がキーンとなったり、歯がしみるといったことはないでしょうか。
「歯がしみる」という方は知覚過敏かもしれません。
知覚過敏を予防するには歯磨き粉の選択というのが大事になってきます。
ということで今回は、歯磨き粉についてお話させていただきます。
歯磨き粉といってもたくさん種類があり、何を基準にして選べば良いでしょうか、、、
購入する際、歯磨き粉のパッケージに記載されている成分表に注目してください。
歯磨き粉ごとに異なる薬効成分が配合されています。
むし歯を予防したいという方には、「フッ化ナトリウム」配合のものを選んでいただくと良いと思われます。
市販の歯磨き粉の最大フッ素濃度は1450ppmなのですが、この数値が高ければ高いほど程むし歯予防に効果があります。
歯周病を予防したいという方には「塩化セチルピリジニウム」「塩化ナトリウム」「トラネキサム酸」が入っているもの。
歯がしみるのを抑えたいなという方には「硝酸カリウム」「乳酸アルミニウム」が入っているもの。
タバコ、コーヒーなどの着色が気になっている方には「ポリエチレングリコール」が入っているもの。
上記はほんの一例ですが、
歯磨き粉には多くの種類があり、目的別に異なる成分が配合されています。
歯磨き粉の選択に悩まれている方は、気軽にお声がけください。