こんにちは、エムズ歯科クリニック予防口腔ケアクリニック歯科医師 藤林です。
最近は半袖では肌寒く感じることも多く、秋の訪れを感じます。
今回は義歯のケアについてお話しします。
義歯はできてきた時は光沢があり、清潔な状態ですが、時間が経つと劣化があります。
口腔内で使用することによって、天然の歯と同じように歯石が付着しますし、ぬめりも付きます。
ぬめりは多くの細菌が内在しており、その細菌はご高齢の方だと誤嚥性肺炎の誘引になる可能性があります。
それを予防するためにもしっかりと義歯の清掃を行わなければいけません。
まず、義歯に対しては歯磨き粉を使ってはいけません。
理由は歯磨き粉の中には研磨剤が含まれていることが多く、それは義歯に小さな傷をつけてしまい、結果的に細菌などが貯留し、匂いなどの原因になるからです。
長く使うものだからこそ、丁寧なケアをして、管理していきましょう。
クリニックでは義歯のケアグッズも販売しておりますので、きになる方はスタッフにお尋ねください。