こんにちは!エムズ総合歯科クリニック東中野所属の佐橋です。
寒い季節が続きます。お体に気をつけて温かくしてお過ごしくださいね。
さて、今回は口呼吸に関するお話です。
口呼吸は子供のころからの癖で続けている方も多いですよね。
あまり良くないと分かっていても、具体的にどんなデメリットがあるのか知らない方も多いと思います。
まず、子供の口呼吸で一番みなさんが気になるであろうデメリットは
歯並びが悪くなることです。
実は歯並びは遺伝の影響よりも口の状態、つまりは舌の位置、頬の筋肉で決まります。
普段舌は口の天井(上顎の口蓋)に接しているのですが、口呼吸をすると舌は天井に着かず下顎の歯に圧をかけてしまいます。
上の歯に適切な力がかからないことで上の歯が内側に倒れたり、上顎の骨に対する刺激が減ってしまい骨の成長が遅れてしまったりという現象が起こります。
他にも口呼吸によって頬の筋肉が弱くなり、歯を外から内側に押す力が減るため、歯が正しい位置に並ぶ阻害となります。
少し難しい話をしましたが、
結論として子供が口呼吸だと、歯並びが悪くなる可能性が高いです!
エムズ歯科クリニックでは、保険外治療にはなりますが、子供の舌や頬の訓練をして歯並びを治す「マイオブレイス」という治療法があります。
もし、気になることがあればお気軽にご質問くださいね。