皆さんこんにちは。エムズ歯科クリニック予防口腔ケアクリニックの歯科衛生士、遠藤です。
晴れている日は暑い日もあるくらい、気温が上がってきましたが、雨の日も多く、夏まではまだまだかかりそうですね。
さて、今日は口臭についてお話ししたいと思います。誰しも一度はお口の臭い気にしたことあるのでは無いでしょうか?最近はずっとマスクをしているせいで自分の口臭を気にする方が増えているようです。
口臭ってそもそもどんなことを言っているのでしょうか?
よく、ニンニクを食べた後にお口が臭く感じたり、ネギを食べた後のネギ臭など、いわゆる生理的に起こるものは口臭とはいいません。
口臭の原因となるのは主に舌の上に溜まった舌苔と呼ばれる汚れや、歯周病などが原因とされています。
舌苔とは、舌をべーっとしたときに見られる白いモヤモヤした汚れのことです。
これは、お口の中の唾液による自浄作用である程度は綺麗になりますが、歯磨きする時に優しく舌を撫でて擦ってあげると更に綺麗になります。
自浄作用が追いつかず、歯磨きの時も汚れを除去していないと、舌の表面が白く見えます。
あまり喉の方を行うと嘔吐反射を起こしてしまう場合があるので、無理のない程度で擦ってあげましょう。
舌苔以外に原因として歯周病がありますが、こちらは歯の間や歯茎のきわの汚れをよく歯磨きで落とし、歯周病予防をしていくことが大切です。
また歯磨き粉は殺菌作用が多く入っているものを選べると良いです。
まだまだ、マスクをつける生活が続きますので、お口の臭いは自分自身で気がつくかもしれません。
今後も引き続き歯磨きを頑張っていきましょう。