こんにちは。
予防口腔ケアクリニックにて歯科助手兼管理栄養士をしております高橋です。
8月は35度を超える暑さが続きましたね。9月に入りまだ夏を思わせる暑い毎日ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は毎日のようにアイスクリームを食べていました。
知覚過敏のせいか、むし歯のせいか、なんだか歯がしみるなあと感じる事も増えたので、今回は歯を強くするにはどうすればいいのかを調べ、皆様にお伝えできればと思います。
歯を強くする栄養素としてあげられているのが、カルシウムです。食事をすると菌の影響でお口の中が酸性に傾きます。酸性に傾いてしまうと、歯の表面からカルシウムやリンが溶け出します。
40分後に溶け出したカルシウムやリンが元の構造に戻されます。この働きを「再石灰化」というのですが、この働きがうまくいかなければ(カルシウムやリンが無くなる)むし歯が進んでしまいます。
これを防ぐためにもカルシウムやリンを摂取していきたいのですが、実際に何から摂れるかというと、
カルシウムは牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品があります。
リンは玄米やライ麦パン、甲殻類、魚卵、干物などがあります。
日常の生活の中でとれているものが多いかと思いますので少し意識して栄養をとってみてください。
食べる事もそうですが、定期的なクリーニングや歯科治療も大事になってくるので、治療や、定期健診でお待ちしております。