常用飲料と虫歯の関係

担当: 管理栄養士 萩原 | 2023.02.05

こんにちは!エムズ歯科クリニック管理栄養士の萩原です。

まだまだ寒い日が続いてますね、、、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私は最近散歩にはまっており、休みの日に普段行かない少し遠くまで歩いて、美味しいそうなご飯屋さんを見つけたりしてます。

また、自分自身とても寒がりなので、必ず温かい飲み物を買って散歩しています(笑)

 

普段私は紅茶や緑茶を買うのですが、今回はそんな普段飲む飲料と虫歯のリスクについてお話ししたいと思います!

 

飲料の歯への影響はpHと糖度が関係しています。pHが低くく、糖度が高ければ高いほど虫歯のリスクも高くなります。

pHが低い飲食物に含まれる酸は、歯に触れると歯のミネラルと化学反応を起こし、ミネラルが溶け出して脱灰が起こります。

通常は唾液が正常に出ている方は、唾液が酸を中和してくれるため問題にはなりません。

 

しかし、pHの低い飲食物をだらだらと飲んだり食べたりすると、酸が歯に触れている時間が長くなり唾液の中和作用が間に合いません。

ひどくなると、エナメル質や象牙質の表面がやわらかくなり減っていきます。この現象が酸蝕症です。

健康のために!と柑橘系フルーツや酢などを料理にも積極的に取り入れる方も多いのではないでしょうか?

また、夏場の熱中症対策やスポーツの時の水分補給として、清涼飲料水が広く飲まれていると思います。

これらには甘味や酸味が添加されているものが少なくありません、、、

たしかに、柑橘類にはビタミンCやリンが豊富に含まれており、酢には食後血糖値の上昇抑制や体脂肪・内臓脂肪を減少させるなど、健康に良い面がありますが、

度を越した摂取は酸蝕症に繋がります。

逆にリスクが高いと思われがちな炭酸飲料は

もし炭酸以外に酸味量(リン酸、クエン酸、乳酸菌、リンゴ酸、ビタミンC等)などの添加物や糖質が含まれていなければ、だらだら飲んでも酸蝕症やう蝕にもならないと言えます。

清涼感をさらに高めるために加えられる酸と、飲みやすさとおいしさを増すために加えられる糖質、この2点が問題と考えられます!

このように、普段私たちが飲んでいる飲み物の中には虫歯のリスクが潜んでいることがわかります。

 

このブログを通じて、みなさんがよく飲まれている飲み物の成分を調べてみてはいかがでしょうか?

また、虫歯のリスクを減らすためにも普段の歯磨きが重要になってきます!!!

 

食後や就寝前は忘れずに歯磨きをしましょう!

その他、お口の中で悩みや気になることがあればお気軽にご相談ください!

定期検診でもお待ちしております◎

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