お口の機能

担当: 歯科衛生士 小川 | 2023.02.26

こんにちは、歯科衛生士の小川です。

年も明け今年は卯年ですね!

うさぎは日本人にとって古くからご縁があるようで、日本神話(因幡の白兎)や童話(うさぎとかめ、かちかち山…)にもたくさん出てきますよね。

小さい頃は日本の昔話などを聞かされてよくうさぎが出てくるなと思ったものです。それだけとても身近な存在だったのだと感じます。

そしてなんといっても、小さくてふわふわした毛並みで可愛いですし。ですが、なんと視野が360度もあるのだとか。

顔を正面から見ると、目が横に少し出ているそうでそのお陰で背後を含めたほぼ全方位を見ることができているようです。

人間は正面しか見ることができないので、うさぎのように背後も見れると面白そうですね。

 

と、うさぎのお話に花が咲いてしまいましたが、今月はお口の機能について、です。

 

お口の機能というと、どんなことを思い浮かべますか?

 

もちろん、噛んだり飲んだりはそうなのですが、頬を膨らます、舌を動かす…という行為も当然お口の機能に入ります。

実は舌の機能は、とても大事なのです。

 

味を感じるの舌に味蕾という細胞があり、この細胞は『苦味・塩味・甘味・酸味』というあらゆる味わいを感じさせてくれます。

これらが複雑に作用することで、ヒトは「食べ物を食べると美味しい」という味を感じるそうです。

 

余談ですが、この味蕾という細胞は、

人間の舌に約1万個あると言われていますが、うさぎにはなんと約1万7000個ほどある、とのデータを見たことがあります。

うさぎは人間よりも味に敏感なのかもしれません。

 

更に舌は味を感じたりするだけではなく、飲み込む時に喉へ送り込む仕事もしているのです。

その舌の機能が低下してしまうと………お口に入れた食べ物を飲み込みたくても飲み込めない。なんて事が起きてしまうのです。

 

そこで、今回は簡単な舌の体操をご紹介したいと思います。

1.舌を口の外へ突出させる。(舌を口の外へ出す)

2.舌を右の唇、左の唇、上唇、下唇の順にゆっくり動かす。このときに、しっかりと口唇に舌の先がタッチするくらいに動かすと理想です。

3.いったん口の中に、舌を引っ込ませて一呼吸。そして、また口の外へ突出させて時計回りにゆっくり1周。反時計回りにゆっくり1周。

 

とても簡単な体操なので、舌を動かし機能が低下しないようトライしてみてください!!

 

さて、4月は新学期になりますね!

さっぱりした気分で、新学期をスタートさせるためにぜひ残りの数ヶ月は歯医者でお口の健診を行いましょう!

 

定期検診は随時行なっておりますし、クリーニングもご予約を受付しております!

 

 

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