こんにちは。
エムズ総合歯科クリニック東中野に所属している歯科医師の佐橋です。
季節の変わり目ですね。体調はいかがでしょうか?
さて今回は虫歯についてです。
虫歯には重症度に応じてC0からC4の5段階あります。
まずC0は歯の表面に細菌の塊が付着し
細菌が出す酸によってエナメル質という歯の一番外側にある硬い層が溶け白く変色している状態です。
この状態は、歯磨きやフッ化物によってエナメル質が再石灰化することで元通りになる可逆的な状態です。
一方で、C1からC4は歯磨きを頑張ってももう戻ることができないほど歯が溶けてしまっている不可逆な状態です。
ここまで行ってしまうと歯医者さんに行って、
溶けて穴が空いてしまった部分にプラスチックや詰め物をしなければいけません。
もし、そのままにしておくと、穴が空いた部分には汚れが溜まりやすく細菌も留まりやすくなり
そのため、虫歯はどんどん進行してしまいます。
C3というのは神経に達する状態で、ここまでくると神経を抜く処置が必要になってきます。
虫歯は早期に見つけて早期に対処すれば歯の寿命は長引きます。
ぜひ気になるところがあればお気軽に歯医者さんへいらしてくださいね。