こんにちは。
歯科衛生士の棚町です。
昨年の水際措置の緩和以降、日本観光に来ている海外の方を多く見かけるようになりましたね。
コロナ禍以降行けていませんが、私も海外旅行が好きなので、チャンスがあればどこかに飛びたいなと考えています。
歯科事情の観点で海外に目を向けてみると、北欧のスウェーデンが歯科先進国としてよく名前があがります。
同国は、かつては日本より虫歯や歯周病の多い国でしたが、その事態に懸念を持った政府が1970年代に国家プロジェクトの下で虫歯・歯周病予防を推し進めました。
その要諦となるのは、それまでは重要視されていなかった「予防歯科」の考え方です。
スウェーデンでは政府主導で国民の予防歯科受診が推し進められ、国民全員がプラークコントロールや歯科指導が受けられるようになったのです。
この結果、現在のスウェーデンにおける子供の虫歯の数は激減したといいます。
残念ながら日本はまだ予防歯科への意識が低いと言われています。
まずは定期検診等で歯科医に通う習慣づくりをしてみましょう。
皆様のご来院をお待ちしています。