こんにちは。
東中野総合クリニックにて、歯科助手兼管理栄養士をしております高橋です。
3月に入り春まだ浅きころのごろですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は歯周病と栄養について歯茎からの観点で、お伝えしますね。
最近よく耳にする言葉になってきましたが、歯周病は成人の約8割がかかっていると言われています。
歯周病を放置していると歯が抜ける、歯の骨がとける以外に、全身の病気に繋がります。
歯周病は歯茎の組織や骨が悪くなりかかるものですが、歯茎の組織は主に、コラーゲンでできています。
コラーゲンを作るうえで必要になってくる栄養素として、「タンパク質」「ビタミンC」「鉄」があります。
日常で摂りやすい食品から考えてみると、タンパク質でしたら
鶏肉の中でも胸肉やささみ肉、豆腐や納豆、卵、チーズ、牛乳ですね。
ビタミンCでしたら
赤・黄ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、いちご。
鉄分は
豚レバー、卵、小松菜、ほうれん草。
意識していなくても、お米にタンパク質が入っていたり、ジュースにビタミンCが入っていたりと、自然ととれている食品も多いと思うので、無理のない範囲で
むし歯予防だけでなく、歯周病予防にも目を向けて、歯磨きや歯間ブラシなどを使ったお口のケアを頑張っていきましょう。
暖かくなってきて、外に出やすい時期にもなりましたので
ぜひ医院にてクリーニングでお待ちしております。