ナイアシンと歯ぎしりの関係

担当: 管理栄養士 萩原 | 2023.05.09

こんにちは!エムズ歯科クリニックで管理栄養士をしております萩原です。

桜も散って新緑がまぶしい季節になりましたね!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

今回は『ナイアシン』という栄養素についてお話ししたいと思います!

みなさんナイアシンという栄養素を聞いたことはありますか??

もしかしたら初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。

ナイアシンとは、ニコチン酸とニコチンアミドの総称で、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種のビタミンB3とも呼ばれています。

主な働きとしては、糖質、脂質、たんぱく質から
細胞でエネルギーを産生するのに働く酵素を補助するといった不可欠で重要な働きを担っています。

また、皮膚や粘膜の健康維持を保つ働きもあり、不足しがちな生活を送ると、ペラグラという欠乏症になることもあります。

そして、実は歯ぎしりにも深く関係しているのです。
ビタミンB群が不足すると糖質の代謝がうまく行えず乳酸として体内に蓄積されます。
このことが原因で歯軋りがや食いしばりが起こると言われています。
ナイアシンを摂取することで糖質・脂質・アミノ酸の代謝をあげて血糖値の上昇、そして酸化ストレスを軽減することで、歯ぎしりが起こるのを減少させる効果があります。

では、ナイアシンはどういった食材に多く含まれているのでしょうか?
以下に食材をあげてみました!
・鶏胸肉、レバー、鶏ささみ
・かつお、たらこ、マグロ
・まいたけ、落花生
魚介類や肉類に多く含まれていることが分かりますね。
ナイアシンは水溶性ビタミンのため、水には弱いですが熱や光には強いです。
そのため、保存や調理による損失をあまり気にする必要はありません。
※摂取する際は取り過ぎには注意!!!!

このように、ナイアシンは現代に生きる人にとってお口から全身の健康に繋がる、とても重要な栄養素だと言えます*

その他、お口の中で悩みや気になることがあればお気軽にご相談ください!

ぜひ定期検診もお待ちしております!

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