歯と栄養のつながり

担当: 管理栄養士 高橋(玖) | 2023.06.20

こんにちは。

東中野総合で歯科助手兼管理栄養士をしております高橋です。

梅雨入りの季節になりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

今月は歯と関係のある栄養素についてお話します。

歯を強くする栄養素はご存じでしょうか?

その栄養素とはカルシウムやたんぱく質、ビタミンA・C・Dといわれています。

今回はこの中で、カルシウムについてお話しさせてください。

カルシウムは一度むし歯になりかけた歯をなおす働きがあります。

詳しく説明をすると、

食べ物を食べるとむし歯の菌でお口の中が酸性に傾き、歯の表面からリンやカルシウムが溶けていきます。そのあと、唾液の働きにより、食後約40分でこの酸は中和され、溶けたリンやカルシウムは元の構造に修復されます。

この修復する流れは、「再石灰化」といいます。カルシウムやリンが不足すると、再石灰化がスムーズに進まず、むし歯のリスクを高めますので、カルシウムの摂取には気を付けていかなければいけません。

このカルシウムが効率よく体に吸収されるために、助けてくれる栄養素がビタミンDなので、なるべくカルシウムとビタミンDを上手く組み合わせた食事を取り入れていきたいですね。

カルシウムを多く含む食品であげられるのが

乳製品(チーズ、牛乳)や小魚、干し海老、大豆製品(豆腐、納豆)で

ビタミンDを多く含む食品は

鮭、うなぎ、さんまです。

ぜひ、参考にしてください。

 

お口の栄養以外にも、日頃の口腔ケアを大事にすることと、

当院での定期健診を欠かさずに行っていきましょう!

当院にてお待ちしております。

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