こんにちは、エムズ歯科クリニックで歯科技工士をしている石井です。

４月になりました。春です。このブログを書いている現時点では花粉症でつらいです。ポケットティッシュが手放せないです。

さて、今月は歯並びについてのお話です。歯並びと言ってもきれいに並んでいる歯並びなら問題ありませんが、良くない歯並びというものがあります。良くない歯並びを総称して不正咬合と呼ばれます。

不正咬合にはいくつか種類があります。まずは上顎前突、いわゆる出っ歯と言われるもので上の前歯が前に出すぎているかみ合わせのことを言います。下顎前突、上と下の歯の噛み合わせが逆になっていて、受け口といわれるものです。叢生、歯が重なり合ったりしてガタガタの歯並びのこと。空隙歯列弓、特に前歯にみられる症状ですきっ歯ともいわれます。開咬、奥歯は噛んでいても前歯は噛んでいない症状です。奥歯だけで噛んでいるため力が集中し奥歯の寿命が短くなったり顎関節症になりやすいです。過蓋咬合、深く噛みあわさり下の歯が上の歯に覆われ見えない状態。こちらは開咬とは逆に前歯に力が集中し前歯の寿命が短くなってしまいます。

不正咬合によっては幼いころから治療を始める必要があったりするので気になることがあったら歯科医に相談しましょう！